TIMA establishmentとは
TIMA establishmentは、2001年に医学研究の推進を目的にリヒテンシュタインで設立されました。酸化ストレス(抗酸化研究)及びその関連疾患への研究分野に対して研究助成を行っています。医学及び薬学に関する先進的な研究支援を行うことで、健康長寿に貢献することを目的としています。
モニター募集
抗酸化配合剤「Twendee X」無償提供について
現在以下でお困りの方を対象に、TIMA establishmentが研究支援する抗酸化サプリメントの無償提供を実施しています。
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研究内容
酸化ストレスと疾患
生物は呼吸を通し、大気中の酸素を使って、身体の中で栄養素を燃やしてエネルギーを作り出しますが、同時に副産物としてROS(活性酸素種)も産生されます。このROSはエネルギー産生以外にも紫外線や放射線、細菌やウイルス、大気汚染などの外的因子によるものと、喫煙や大量のアルコールなどの生活習慣によるもの、そして病気やストレスによるものとさまざまな要因で産生されます。体内には 元々ROSを消去する働き(抗酸化力)が備わっていますが、年齢と共にその働きが衰え、 ROSの産生が過剰になる(酸化ストレス)と、細胞に障害を起こし、身体はどんどんサビていきます。このサビこそが「老化」であり、更には150種類以上もの疾患と関連していると報告されています。主な病態としては、ガンや炎症性大腸炎、睡眠時無呼吸症候群、糖尿病、アルツハイマー病、慢性疲労症候群、高血圧、筋萎縮性側索硬化症、肝硬変などがあげられます。
研究目標
抗酸化物質(抗酸化サプリメント)を用いて酸化ストレスを抑えることで、疾患の予防や治療に繋がるのか。そしてそのメカニズムを解明することを研究目標とし、多くのエビデンスを持って“健康長寿社会”へ貢献していくことを最終目標としています。
学術資料
主要開発品
抗酸化配合物Twendee Xとは
「Twendee X(トゥエンディ エックス)」は、コエンザイムQ10・ビタミン・アミノ酸など8種類の有用成分を配合した抗酸化サプリメントです。
数多くの抗酸化物質を研究測定する会社ICDD(フランス)から、2014年に世界で最も強力な抗酸化効果があると評価を受け、2019年には日本認知症予防学会 エビデンス創出委員会サプリメント班 阿部康二委員長(当時)主導で行った臨床研究で、軽度認知障害の進行を抑えることが世界で初めて確認されたエビデンスのある抗酸化サプリメントです。免疫のバランスが崩れるとされる多数のアレルギー性疾患でも効果が確認されています。特にモニターアンケートに参加した喘息を持つ方の95%で喘息発作の回数が減少したと報告されています。
内容物:コエンザイムQ10(アメリカ製造)/、ビタミンC、 L-グルタミン、L-シスチン、結晶セルロース、安定剤(ヒドロキシプロピルセルロース)、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸、コハク酸、微粒二酸化ケイ素、カルボキシメチルセルロースカルシウム、ビタミンB₂、ナイアシン
抗酸化配合物Twendee Mtcontrolとは
抗酸化配合剤「Twendee X(トゥエンディ エックス)」の用途をさらに広げる目的で開発された、葉酸、ビタミンC、アミノ酸など15種類の有用成分を配合した抗酸化サプリメントです。
内容物:麦芽糖(国内製造)、コエンザイムQ10 / L-グルタミン、ビタミンC、 L-シスチン、結晶セルロース、安定剤(ヒドロキシプロピルセルロース)、フマル酸、コハク酸、ステアリン酸マグネシウム、微粒二酸化ケイ素、ラクトフェリン(一部に乳成分を含む)、カルボキシメチルセルロースカルシウム、ビタミンB₂、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、ビタミンB₁、ビタミンB₆、葉酸、ビオチン、ビタミンB₁₂
知的財産への取り組み
長期に渡る研究により独自開発した技術を法的に保護し有効活用する為に、特許、商標、意匠、著作権等の知的財産に関わる活動をグローバルに展開しています。
Twendee、Mtcontrolに関する特許や商標等は、TIMA establishmentが全て所有しています。
抗酸化サプリメントの購入について
Twenndee X(商品名:オキシカット)、Twendee Mtcontrol(商品名:ミトコントロール)は製造販売元のTIMA Tokyo株式会社より一般販売しています。購入を希望される方は製造販売元に直接お問い合わせください
・日本向け https://twendee.jp/
組織概要
組織名:TIMA establishment
所在地:Alte Churer Strasse 45 FL-9496 Balzers Liechtenstein
理事長:マーカス・マチューシカ/Markus Count Matuschka de Greiffenclau
主席研究員:犬房 春彦/Haruhiko Inufusa
TIMA establishmentはこれまでグリオーマ脳腫瘍の遺伝子治療、アルコールの健康被害を低減する研究、糖尿病を主とするメタボリックシンドロームの研究、 活性酸素種の抑制(アンチエイジング)、薬剤耐性ができない新しい抗菌薬の開発など多数のプロジェクトを支援して、 めざましい成果を上げてきました。
これらの研究は主に主席研究員である犬房春彦の率いる研究チームの成果が元になっています。
理事長
マーカス・マチューシカMarkus Count Matuschka de Greiffenclau
1990年よりSkypeなどの複数の企業に対して投資及び経営コンサルティングを行う。2005年より医学研究への寄附を目的にTIMA establishmentを設立し、理事長に就任。
現在は薬剤耐性の生じない抗菌薬などの特許所有会社「Lysando(http://www.lysando.com)」などバイオテクノロジー関連を中心に複数の投資経営に携わる。
主席研究員
犬房 春彦Haruhiko Inufusa
岡山県出身、近畿大学医学部卒業、医学博士。
その後、近畿大学医学部臨床医学部門 教授、ストラスブール大学欧州テレサージェリー研究所 客員教授、スペインバルセロナ大学外科学教室客員教授などを歴任し、2006年12月にSUPALIV株式会社(前身のブルックフィールドメディカル株式会社 創業)、2013年から岐阜大学 抗酸化研究部門の特任教授に就任。2020年公益財団法人 ルイ・パストゥール医学研究センター 抗酸化研究室 主席研究員に就任(兼任)
研究支援先
・岐阜大学 高等研究院 科学研究基盤センター 共同研究講座抗酸化研究部門
・ルイ・パストゥール医学研究センター 抗酸化研究室
お問い合わせ
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